コーディング初心者のためのselectタグの基本的な使い方ガイド
selectタグとは?
<select>
タグは、ウェブページで選択肢を表示するための特別なタグです。
例えば、住んでいる地域や年代や誕生日などを選ぶときに使います。選択肢が一覧で表示され、ユーザーがクリックして選ぶことができるようになっています。
<select>タグは HTML の要素で、選択式のメニューを提供するコントロールを表します。
参考:mdn web docs
selectタグの書き方
<label for="favorite-color">年代</label>
<select id="favorite-color" name="favorite-color">
<option value="red">10代</option>
<option value="blue">20代</option>
<option value="green">30代</option>
</select>
このコードは、「年代」を選ぶためのドロップダウンリストを作っています。<select>
タグで選択肢を囲み、<option>
タグで各選択肢を設定しています。自分の年代を選んでみましょう!
selectタグでの属性の使い方
デフォルト選択の設定
<select>
タグに<option>
タグを入れる際、デフォルトで選択されている項目を設定すると、ユーザーが何も選ばなかった場合の挙動を制御できます。<option selected>
という属性を使ってデフォルト選択を設定できます。
<select>
<option value="value1">選択肢1</option>
<option value="value2" selected>選択肢2(デフォルト選択)</option>
<option value="value3">選択肢3</option>
</select>
マルチセレクト
multiple
属性を<select>
タグに追加すると、複数の項目を選択できるマルチセレクトボックスを作成できます。
<select multiple>
<option value="apple">りんご</option>
<option value="banana">バナナ</option>
<option value="orange">オレンジ</option>
</select>
無効化
disabled
属性を<select>
タグや<option>に追加すると、ユーザーが選択できなくなります。情報を表示するだけの場合などに使えます。
<select>タグの無効化
<select disabled>
<option value="apple">りんご</option>
<option value="banana">バナナ</option>
<option value="orange">オレンジ</option>
</select>
<option>タグの無効化
<select>
<option value="apple">りんご</option>
<option value="banana" disabled>バナナ(現在取り扱いなし)</option>
<option value="orange">オレンジ</option>
</select>
グループ化
<optgroup>
タグを使って、選択肢をグループに分けることができます。関連する項目をまとめて表示したい場合に便利です。
<select>
<optgroup label="フルーツ">
<option value="apple">りんご</option>
<option value="banana">バナナ</option>
<option value="orange">オレンジ</option>
</optgroup>
<optgroup label="動物">
<option value="dog">犬</option>
<option value="cat">猫</option>
<option value="rabbit">うさぎ</option>
</optgroup>
</select>